◇ 知りたいことがひと目でわかる葬儀ガイド
手配
<ご葬儀> |
葬儀は故人の遺志を尊重し、予算規模などの面で、手落ちなく事を運ぶように心がけることが大切です。そのためには葬儀を司る僧侶の予定を確かめると同時に、故人の社台的地位、付き合いの範囲などを考慮し、遺族、親族、友人、ほか諸団体など関係者と会葬者数、距離的な事柄などの便宜をすべて考慮したうえで日程、場所を組まなくてはなりません。 |
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<喪 主> |
旧相続制度においては、祭祀相続が重要視されたため単独相続が多く、法により男子、嫡出子、年長の優先3原則に基づく相続であったため、家督相続人が喪主を務める習慣がありました。 |
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<詳細等> |
故人の宗教、地域の習俗、故人の遺徳、社会 的地位、関係諸同体との関係などを考慮して慎重に決めねばなりません。その際には信用のおける葬儀社などの知識も参考にされることもよいでしょう。また故人と喪主との宗教宗派が異なる場合は、故人の信仰を優先することが死者への礼とされていますが、事後の供養なども考えた上で慎重に取り扱うべきでしょう。 |
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<初七日> |
初七日の法要は正しくは死亡した日から数え て七日目に営む法要ですが、招かれたかたがたの便宜も考えて、最近では葬儀の後、引続き営まれる場合が多くなりました。また精進おとしは、本来は福徳を得るために身をもって行うものを「身精進」、仏の知恵を授かるための精進を、「心精進」といい、仏教戒律におけるしきたりでした。 |
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