通夜は主に近親者や故人と特に親しい関係に あった方々が集まり、故人の冥福を祈り別れを惜しむことです。
本来は、遺体を汚れたものとして人目の届かぬ所に移した上、近親者や友人が悪霊や野獣、風水害などで遺体が侵されぬように夜を通じて守ったことに始まったとされています。
神式では「みたま移し」、キリスト教では「前夜祭と呼び、地域の習俗に応じても形式は著しく異なります。遺族から通夜の時刻を知らされた場合、出席を請われたということですから、万障繰り合わせて出席します。また死亡の知らせと告別式の日時のみが告げられた場合には告別式への参列だけにとどめるのが良いでしょう。
女性の場合は黒無地5つ紋の和服か、光沢のない 黒無地のワンピース、ツーピース、アンサンブル。男性は5つ紋付きの黒羽二重が和装の正式な喪服です。洋装ではモーニングが正式ですが、モーニングは昼間の正装なので、通夜にはブラック・
スーツかダーク・スーツでかまいません。 急に不幸を聞いて駆けつける場合や、会社から直接行く場合は平服でもかまいません。自宅から行ける場合は黒の喪服を着て行った方がよいでしょう。女性の場合はアクセサリーを外し、マニキュアをとり、薄化粧に直します。 |